仕事紹介

岡谷シルク パンフレット
グラフィック
長野県岡谷市の岡谷シルクを紹介するパンフレットを制作しました。
岡谷市は、明治から昭和初期にかけて製糸業で栄え、最盛期には全国一の生産量を誇るまちでした。国内からは「絲都岡谷(しとおかや)」、海外からは「SILK OKAYA」と呼ばれていたそうです。

今ではその歴史や文化を活かし、養蚕・製糸・染織までを岡谷で行い、「岡谷シルク」としてオール岡谷産の新しいものづくりに取り組んでいます。
岡谷のまちを歩くと、シルクの歴史や文化、ものづくりを五感を伴って楽しむことができます。シルクを通して心くすぐられる体験ができることから、パンフレットのタイトルを「くすぐるシルク」としました。表紙はイラストにして、ぱっと目につきやすく、手に取ってもらえるものを意識しました。中面の構成やデザインも、シルクに親しみを感じてもらえるように心がけて制作しています。


シルクの他にも岡谷はうなぎで有名で、他にもおいしいものがたくさんあります。レトロな建築が好きな方にもおすすめ。パンフレットを片手にまち巡りを楽しんでいただきたいです。

翌年に英語版もご依頼いただき、表紙の色を変えて制作しました。

クレジット
クライアント
長野県岡谷市
ディレクター
黒坂美生
デザイナー
若山千尋
足立友幸(英語版)
イラストレーター
若山千尋
2023.02